
eMAXIS slim 先進国リートインデックスは先進国のリート市場にまるっと投資できるインデックスファンドです。
不動産投資はミドルリスク・ミドルリターンといわれているおり、安定的な収益が期待できます。
日本にいながら海外の不動産に投資をするのは、かなり難しいですが、このファンドを通じてマンション、オフィスやホテル、ショッピングセンターなど様々な不動産に投資できるんですね。
今回は、S&P先進国REIT指数(日本除く、配当込み)に連動するeMAXIS slim 先進国リートインデックスの評判・口コミを見ていくとともに、利回りや信託報酬などについて評価していきます。
Contents
eMAXIS slim 先進国リートインデックスとは?
ここでは、基本情報や主な投資先、構成銘柄などについて見ていきます。
基本情報
運用会社 | 三菱UFJ国際投信 |
---|---|
連動対象 | S&P先進国REIT指数(日本除く、配当込み) |
ファンド設定日 | 2019年10月31日 |
分類 | 先進国リート型 |
販売手数料 (購入時手数料) |
無料 |
信託報酬 (運用管理費用) |
0.220% |
信託財産留保額 | 無料 |
分配金 | なし |
特徴や主な投資先
eMAXIS Slim 先進国リートインデックスファンドは、S&P先進国REIT指数(除く日本、配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指すファンド。
日本を除く先進国に上場しているリートに投資、運用していきます。日本以外の海外の先進国におけるさまざまな不動産に間接的に投資するのと、同様の効果が期待できます。
リートとは投資家から集めた資金を使って不動産を購入し、賃料収入や売却益などを獲得する投資ファンドです。
不動産投資は値動きが激しいハイリスク・ハイリターンの株式投資や外貨投資に比べると、継続的な賃料輸入が得られるため安定収益が望めます。
eMAXIS Slim 先進国リートインデックスファンドは、先進国の不動産収入という安定的な収益が期待できるとともに、原則として為替ヘッジを行わない海外資産として通貨分散にも役立ちます。
資産総額
61.08億円(2021年3月19日現在)。
資産総額が100億円超えると規模が大きく、指数との乖離がほとんどなくなると言われているので、あまり規模の大きくないファンドといえそうです。
基準価額・純資産の推移
先進国リート市場はコロナショックの影響で急落。経済活動が正常化していないこともあり、2021年に入っても株価は暴落前水準を戻していないですね。
eMAXIS Slim 先進国リートインデックスの評価は?
eMAXIS Slim 先進国リートインデックスファンドの評価はどうなっているのでしょうか。
eMAXIS Slim 先進国リートインデックスファンドに投資するメリット、デメリットを見ていきましょう。
高評価のポイント(メリット)
一般個人が不動産投資をしようとすれば、多額の購入資金が必要になることや多額のローンを組まなくてはなりません。
海外の不動産となれば、国によっては海外居住者の購入が制限されることや手続きが煩雑になるなど一筋縄にはいきません。
不動産購入手続きのために海外と日本を往復する高額な費用が必要になり、打ち合わせや書類のやり取りのために語学力も求められます。
eMAXIS Slim 先進国リートインデックスファンドなら、国内にいながら、証券口座を開設して購入申し込みをすれば良いだけです。
日本人が海外先進国で不動産投資というと、ハワイのコンドミニアムを購入するケースが少なくありません。
1つの物件への投資は空室リスクを伴います。
だからといって、複数の物件を一度に運用できる資金力や管理能力がある個人投資家は極限られています。
eMAXIS Slim 先進国リートインデックスファンドであれば、1万円からの小口資金で、海外の先進国にあるオフィスビルや商業施設、ホテルやマンション、アパートなど幅広い不動産に投資をするのと同等の成果が期待できるのがメリットです。
高評価のポイント:実質コストも低い
他のリートタイプのファンドに比べて運用コストは非常に低い水準です。
購入時手数料 | 無料 |
信託財産留保額 | 無料 |
信託報酬 | 0.220% |
(参考)カテゴリー平均 | 0.69% |
実質コスト | 0.340% |
※実質コストは運用報告書より抜粋(実績値)
低評価なところ(デメリット)
大きなデメリットはありませんが、eMAXIS Slim 先進国リートインデックスファンドは原則として為替ヘッジを行わないため、円高になると目減りする点ですかね。
また、リートはリーマンショックやコロナショックなどの金融不安や社会不安などで株式市場の暴落が生じると、将来的に不景気になるという懸念もあり、株式以上に下げ幅が大きくなります。
リートは”ミドルリスク・ミドルリターン”ということで、値動きは株式に比べると安定している傾向がありますが、それは平常時に限られるという点は覚えておいた方が良いでしょう。
eMAXIS slim先進国リートインデックスの利回りは?
これまでのリターン(2021年2月28日時点)は以下のとおりです。
eMAXIS Slim 先進国リートインデックスの評判・口コミは?
eMAXIS Slim 先進国リートインデックスファンドに実際に投資されている方や投資経験が豊富なファンドウォッチャーたちの評判や口コミを見ていきましょう。
株と債券は持つようになったし次は不動産でも、とREITを買う。
in
・emaxis slim国内リート
・emaxis slim先進国リート— みさき (@fumotonomisaki) February 22, 2021
新規追加
SBI・新興国株式インデックス・ファンド
新興国が上がるらしいのでiFreeNEXT NASDAQ100
NASDAQ買ってないのは情弱って煽られないようにeMAXIS Slim 先進国リート
株が全滅してもこいつだけは生き残るiFreeActive ゲーム&eスポーツ
趣味— 楽天NISAマン一般NISAつみたてNISAジュニアNISA運用 (@rakutenNISA) December 27, 2020
eMAXIS Slim 先進国リートインデックスはおすすめ?
国内株式や国内債券、預貯金など国内市場での投資をメインとしている方が、リスクを抑えて通貨分散をしたいときにおすすめです。
国内資産だけでなく、海外資産にも分散投資をしたいけれど、値動きの激しい海外株式やFXでは不安がある方におすすめできます。
不動産からの賃料収入は、長期継続的に安定した収益が見込めます。
賃料は相場の動きが少なく、株価や為替レートのように刻々と値動きし、短期間で乱高下する性質ではないため、eMAXIS Slim 先進国リートインデックスファンドもミドルリスクで、安定的な収益が見込めるためです。